「動かすと痛い」という体験。

こんにちは。あんのん徒手療法室です。

(できるだけ)専門用語を使わず、「動かすと痛い」という体験について
やさしく解説しようと思います。

台所で作業していると腰や背中が痛い。
歩いている時に膝が痛い。

「痛み」の役割の一つは本人へ「この痛みをなんとかして下さい!」
と行動を促すサインです。

「動かすと痛かった」
という体験を通じて
脳は頻繁に痛みを出力するかも知れませんし、
痛かった周囲を中心に筋肉を硬くして防衛に備えるかも知れませんし、
強い痛みで本人が動きたくなくなるように仕向けるかも知れません。

例えばこれが

「動かしても痛く無かった」
という成功体験だと話が違うと思います。
脳は、最近は動かしても痛く無いみたいだし、
ということは強い痛みを起こす必要もないし、
頻繁に痛みを感じさせる必要もないし、
筋肉を硬くして防衛する必要もないよね。
と方針を変えてくれます。

膝が痛くて、それでも無理に歩いている時、
無意識に荷重が変わっているし、
痛みをかばう姿勢を取ります。
「何くそ!これくらいで!」と
痛みを堪えながら頑張っていると脳は

「ここはやっぱり動かすと痛むから
もっと動かさないように保護しなければいけない!」
とその方針を固めてしまいます。

動かすと痛む場合、特別な場合を除いて痛みが起こる姿勢や動作を
避けなければいけない理由がわかります。
「痛み」の問題を解決させるには「痛い」体験をせず、
成功体験を育てていく必要があります。

足が重い、どちらかに歪んでいるような気がする、力が入りにくい。
そんな時でも痛みの問題がそこにあれば、まずそれを解決することが先決なように思います。
「痛み」の問題があるからこそ上記の問題を起こしている可能性があるからです。

「痛みを減らす」→「痛みが出ない範囲内で動く」
といった順番が良いと考えます。

「痛み」の根本は脳を含む神経系。
痛みを出力している「脳」に直接つながる皮神経・末梢神経にアプローチする
カナダ生まれの徒手療法、DNM(デルモ)は京都あんのん徒手療法室で受ける事ができます。

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