こんにちは。あんのん徒手療法室です😊
「神経にも血管が繋がっている」ことについて、やさしく解説しようと思います✨
神経系(しんけいけい)は脳や脊髄を示す中枢神経(ちゅうすうしんけい)、脳や脊髄から出てくる神経線維を示す末梢神経(まっしょうしんけい)に分けられます。
普段これらは身体の内外の環境変化や刺激によりもたらされる情報を瞬時に統合・処理し、その情報に応じて生体各部を調節したりしています💪
ところで、神経も栄養が必要です。腹が減っては戦ができぬ。
栄養や酸素がないと、神経も仕事ができなくなります。神経が仕事をするために必要な栄養と酸素は、「血管」で送られます。血管は神経を守るために存在する神経の膜をいくつも貫いて神経に到達し血液を送ります。
しかも、末梢神経の中にはリンパ管があまり分布していないので、主に老廃物は静脈を通って排出されます。つまり、血管からの栄養・酸素の供給と、老廃物の排出は血管に依存しているということですね😲
その血管が圧迫されたり、引っ張られた状態だと血管が細くなり、栄養や酸素が供給されなくなったり、老廃物が排出されなくなります…😢
そして、出口を塞がれたホースのように内圧が高まり染み出した水分が神経内に浮腫を起こします(血管透過性亢進)。
またこの持続的な圧迫により炎症を起こしてしまったりするのですが、炎症が起こるとまた神経の中で浮腫が発生し、神経膜を貫通し流入する動脈を今度は圧迫してしまったりします😱
血流が不足すると「このあたりの在庫足りてません!」と末梢神経(加盟店)が脳(本社)に連絡すると、脳(本社)がそこをなんとかしろと私達(配送業者)に痛みや違和感といった感覚でお知らせしてくれます。
例えば、正座をしていて足が痺れたりしますが、圧迫により、
一時的な神経の伝達障害が起こるとあのようにお知らせしてくれます。
ところで、できるだけ神経のピンチを知らせる痛み・違和感といった
「お知らせ」がこないように過ごしたいですよね。
快適な日常を保つ習慣として、神経ケアがおすすめです✋
あんのん徒手療法室で行うDNMという徒手療法は皮膚に分布する皮神経や末梢神経の状況を手で変えることで中枢神経からの出力(痛み・筋緊張・血流)を変化させる徒手療法です。
痛みの根本は脳を含めた神経系。
痛みを出力している「脳」に直接つながる皮神経・末梢神経にアプローチする
カナダ生まれの徒手療法、DNM(デルモ)は京都のあんのん徒手療法室でも受ける事ができます😊