こんにちは。
あんのん徒手療法室です😊
今回は「痛みをかばった姿勢」
についてやさしくお伝えします✨
「腰が痛くて、今日は何だか
背中が伸ばせない・・・。」
「足首を痛めてから、痛めた方に
荷重しにくい・・・。」
といったような経験はございませんか?
例えば、病院で「坐骨神経痛」
と診断された方などは
股関節を外に捻った格好で
歩いていらっしゃることが多いです。
他にもギックリ腰の方など
自然と姿勢が偏ったりします。
その理由は簡単に申しますと
「痛い」からです。
末梢神経が引っ張られたり
押されたりして
「痛い刺激をうけた!」と
脳が判断すると痛みを感じます。
余談ですが、痛みを感じる事が多いと
「また痛い刺激をうけた!」と
どんどん神経は刺激に敏感になります。
これを「感作(かんさ)」といいます。
私も過去に坐骨神経が
「感作」されてしまって座ると
激痛が走るようになった事があります。
あれを坐骨神経痛と言うのだと思いますが…。
刺激されると刺激から神経を
守るために必要な筋肉を緊張させます。
筋肉が緊張すると関節が動きます。
つまり、左右非対称の姿勢などは
こういった原因で起こる可能性があります。
「姿勢矯正」はこの状態を
前や後ろや横から写真を撮って
「あらー!姿勢が歪んでいますねー!」と
評価しています。
しかし、少し考えてみて下さい✋
この場合、痛みが起こらないように
歪んでいる事は悪い事でしょうか?
これを無理に姿勢の左右差だけに
着目して治そうとすることを
私は良くないと考えています😔
この場合、痛みや違和感が改善すれば
中枢神経が身体を歪ませる理由も少なく
なるはずです。
事実、当院でもアプローチのあとに
何も無ければ自然に改善することが多いです。
そして
「痛み」や「違和感」がある状態で
姿勢を評価しても
あまり意味が無いようにも思えますね…。
「痛み」の根本は脳を含む神経系。
痛みを出力している「脳」に直接つながる
皮神経・末梢神経にアプローチする
カナダ生まれの徒手療法、DNM(デルモ)は
京都あんのん徒手療法室で受ける事ができます✨