「外界にじかに接している皮膚には、痛覚の他にも触覚や温覚など、それぞれに専門分化したさまざまな感覚受容器が発達していて、外界からの情報をキャッチしています。しかし、からだの奥にある組織では、皮膚ほど多くの種類の感覚受容器は備わっていません。」引用:熊澤孝朗/痛みを知る/東方出版
自分とそれ以外を隔てる「皮膚」はいわばセンサーのかたまり。そのセンサーからの情報が脳にやってくるとそれを他の情報と統合して予測し、脳が出力します。そして「痛み」だったり「触れた感じ」だったり「何に触れたか」だったり「熱い」「冷たい」という感覚を私達は感じることができます。
考えてみると身体の表面を覆う皮膚はとても重要な役割を果たしていますよね。脳に沢山の情報を提供している皮膚(皮神経)を使って、脳を含む神経系に 働きかける徒手療法ってシンプルで合理的だと思いませんか?
脳を含む神経系にフォーカスを絞った徒手療法、DNMは京都のあんのん徒手療法室で受けることができます。