横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)

「横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)は、骨格筋を構成する横紋筋細胞が融解し筋細胞内の成分が血中に流出する症状、
またはそれを指す病気のこと。重症の場合には腎機能の低下を生じ、腎不全により誘発される臓器機能不全を発症し、死亡する場合もある。」
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

骨格筋(横紋筋)が壊れてしまう要因は多くあります。
アルコールを大量に摂取した時や、お薬の影響によるもの、負荷の強い運動をした時、
交通事故や外傷で長時間圧迫された場合、熱中症などの場合にも発生する危険があるとされます。
そう思うと、比較的身近にある危険なのではないかと思います。

骨格筋が破壊されると、ミオグロビンという成分が血中に放出されます。
これが尿細管などに詰まってしまうと腎臓の機能が障害され、
急性腎不全などを起こしたりすると死亡する可能性があるそうです。

ところで、強い刺激の全身マッサージは全身を打撲をしたときと近い状況になるのではないかと思います。
横紋筋融解症は外傷でも起こります。徒手療法(整体)で言えばコリや痛みを和らげるために横紋筋が融解するような
強い刺激を加えなくとも、痛みや違和感を減らす事は可能です。
コリや痛みの根本的な問題解決を考えるのならなおの事、強い刺激で体に負担を加えない方が
良い選択になるのは明らかです。

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