神経系が関わっていないと何も起こらない。

「神経系は、すべての患者が抱えている問題に直接的あるいは間接的に確実に関わりを持っている。
それが損傷を受けているかもしれないし、症状のもとかもしれない。」
引用:バトラー・神経系モビライゼーション/David S.Butler

この痛みや違和感の原因は関節のせい?姿勢のせい?筋膜が縮んでいるから?筋肉が硬いから…?
ただ言えることはその問題と確実に関わりを持っているのは脳を含む神経系です。

私達は、痛みや違和感の原因を筋肉や筋膜、椎間板や骨などの、何かの「組織」が問題になっているとすぐに考えてしまいます。
私が考える問題の一つは

例えば、「筋肉の硬さ」に痛みの原因を見出したとすると、
その硬さを「柔らかく」する事で痛みが楽になると考えてしまいます。
そう考えていると柔らかくなるまで筋肉を押しつぶすかも知れません。

「姿勢」に痛みの原因を見出したとすると、
左右対称の姿勢こそが「痛みがない状況」にさせると考えてしまいます。
そう考えていると左右対称になるまでストレッチをするかも知れません。

「筋膜の硬さ」に痛みの原因を見出したとすると、
筋膜を「伸ばして柔らかくする」事こそが痛みを改善させると考えるかも知れません。
そう考えていると筋膜にその圧力が実際は届いていないにも関わらず
組織損傷が起こるまで伸ばし続けるかも知れません。

でも、上記が見込み違いだったらどうでしょうか…。
つまり、実は違う機序が働いて痛みや違和感が減っていたとしたら。
よく考えると結構な問題じゃないでしょうか。
そうだと考えているのに実際はそうではないという状況。

痛みも違和感も、考えてみると神経系に問題が無ければ何も起こりません。
神経系に影響があるからこそ症状が改善したり、悪化したりする事を考えると、
アプローチは脳を含む神経系を中心に考えるべきかと。

痛みは脳を含む神経系で作られています。
この神経系にフォーカスした徒手療法、
DNM(デルモ・ニューロ・モジュレーティング)は
あんのん徒手療法室でも受ける事ができます。
京都で慢性痛に悩む方がおられましたらお電話やLINEでご相談下さい!

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