痛みが抑制される仕組み

痛みが改善するのって考えてみるとちょっと不思議ですよね。
実は痛みが楽になるのは脳にある色々な仕掛けが関係しています。
これらの脳の仕掛けが働いて「痛みが楽になる」という「状況」を作っています。

その中の一つですが、下行性疼痛抑制系という仕掛けについて少しまとめてみました。

以前にも少し触れましたが、脳には「下行性疼痛抑制系」という痛みを抑制する仕組みがあります。

中脳水道周囲灰白質(PAG)という場所に興奮性の情報が入力されると、橋にある背外側橋中脳被蓋(DLPT)や延髄の
吻側延髄腹内側部(RVM)がそれぞれ働くようにできています。

DLPTが働く系をノルアドレナリン系。
RVMが働く系をセロトニン系と呼ばれています。ノルアドレナリン神経はノルアドレナリンを放出し、セロトニン神経はセロトニンを放出します。どちらも脊髄後角というところで脊髄に入ってくる侵害信号をブロック(抑制)する仕組みになっています。

この2つは別々の状況に応じて分泌されます。
例えば、草食動物で言うと虎に追いかけ回されている時などの痛みにかまってられない状況ではノルアドレナリン系の鎮痛が、食べられてしまう時には痛く無いようにセロトニン系の鎮痛が働いたりします。

なので、これらの物質があまり分泌されず、これらの作用がうまく働かないと痛みを過剰に感じたり、痛みが長引いたりすることも考えられます。

一般的にはこの2つの経路が鎮痛の経路として有名です。
不思議な脳の鎮痛の仕組みについてのお話でしたがいかがだったでしょうか?

あんのん徒手療法室は皆様がリラックスできるように、快適な空間で脳からの鎮痛が得られるようにつとめています。腰痛をはじめ、京都で長く痛みにお悩みの方がおられましたら、是非ご相談下さい!

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