「腰痛になる人は多い。痛みの原因がわからないとき、その痛みは「非特異的」であるという。痛みが3カ月以上持続すると「慢性」とみなされる。」
「超音波療法は、医学的問題を治療するために、音波(振動)を使う。超音波療法は腰痛の治療によく使われている。医療者が手に持った機器を腰部の皮膚にあてて擦る。この機器が皮膚を通過する振動を発生させる。その目的は、皮下の体の部位に熱とエネルギーを送り、痛みを緩和して回復を早めることにある。」
「超音波療法が非特異的慢性腰痛の人に効果的な治療であることを示唆するものはほとんどなかった。」
「現在のエビデンスは、慢性腰痛の管理における超音波治療の使用を支持していません。」
引用:
Therapeutic ultrasound for chronic low back pain
Safoora EbadiNicholas HenschkeBijan ForoghNoureddin Nakhostin AnsariMaurits W van TulderArash Babaei-Ghazani
慢性腰痛に超音波を利用することもあるかと思いますが、こんな研究の結果もありました。
私達が効果があると思っているものは本当のところはどうなんだろう…?と疑問に思う事って大切なように思います。