私達が「痛い!」と感じている時、少なくとも3つの痛みの構成要素が関連し合っていると考えることができます。
①感覚的要素→これはみんなが良く言う「感覚」です。これは痛みを考える時に直感的で一番想像しやすいかも知れません。「ここを打撲した」「腰で痛みが発生している」ということを知らせてくれます。危険を察知し、それに応じた反応をするために備わっています。
②情動的要素→痛みを感じた時って「嫌」な気分になりませんか?とにかく不快だったり、人によっては悲しくなったり、腹が立ったり…。脳の深い場所にある様々な部位が関連して私達を「嫌な気持ち」にさせてそれを避けるように仕向けています。
③認知的要素→この痛みが意味するものは…?
「旅行に行けなくなるということ?」「仕事ができなくなる?」「一生続くかも知れない?」痛みを感じる時、その痛みの意味についても考えています。
無理は承知で文字に起こすと…
①痛い!
②嫌だなぁ、不安だな。
③今こんなだったら将来はもっと
痛みが増えるに違いない…。
といった感じでしょうか。
痛みは上記の要素が混ざり合って、起こる「体験」だと考えられます。
痛みって複雑です。どんな体験なのか、他人には分かりようがないものでもあります。
ただ、これを作りだしているのは脳を含む神経系です。
あんのん徒手療法室は疼痛科学に基づく穏やかな徒手療法を行なっています。
全身にある皮神経から神経系を変化させるきっかけを与える徒手療法を試してみませんか?
京都で腰痛や膝痛などの慢性痛、コリや痺れに悩む方がおられましたら、是非あんのん徒手療法室にご相談下さい。
★後書き★
子供と久しぶりに京都の青少年科学センターに
行って来ました。小学生以来です。
私が小学生だった当時はヒヨコの孵化装置があって孵化したヒヨコをもらって帰る事ができたんです。
今じゃ考えられないかも知れませんけど…。これがクラスで噂になって爆発的に流行ったんですよ。
もらって帰って来たヒヨコを各自の家でニワトリになるまで大切に育てましてね、
時々、各自の愛ニワトリ(MYニワトリ)を持参して、遊んだりするんです。
「○○のお米屋さんで糠をもらってきてエサに混ぜてるねん。そしたらええ卵産むねん。」とか、
ん?養鶏業者の雑談かな?って思うような情報交換をしてましたね(笑)。