尺骨神経(しゃっこつしんけい)

尺骨神経(しゃっこつしんけい)はご存知ですか。
上腕と前腕の内側を通って、手指まで続く神経があります。
肘の後面を机にぶつけたりすると、小指や薬指の先までびーーんって痺れた経験がある方もいらっしゃると思いますが、あれは尺骨神経が刺激を受けた結果です。そう思うと結構お馴染みの神経なのかもしれませんね!
手にある小さな筋肉の微妙な運動に関与しているので、「音楽家の神経」とも呼ばれています。
この尺骨神経の通り道である手根部や肘部、上腕などの狭くなった箇所で圧迫や絞扼、摩擦など障害されることがあります。有名なものに肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)やギヨン管症候群があります。
尺骨神経が障害されると前腕や手指の筋肉に麻痺、小指や薬指などに感覚の異常が起きたりします。

尺骨神経は腋窩で腕神経叢の内側神経束から分かれて、


上腕の内側を正中神経と上腕動脈と一緒に下降します。




上腕の真ん中くらいで内側筋間中隔を貫いて上腕の後方に移動しつつ肘部に出ます。
尺骨神経は上腕を通るのですが、上腕では筋枝を出しません。

肘部から前腕に入ると尺側手根屈筋(手関節の屈曲・尺屈に働く筋)と
深指屈筋の内側、第4指と第5指(指先(DIP関節)の屈曲に働く筋)に枝を出し支配します。

前腕ではこの尺側手根屈筋と深指屈筋の内側部だけに筋枝を送ります。

前腕の内側前面を手関節の方へ進むと前腕の下半部で尺骨神経の本管から手背に分布する手背枝と手掌側に分布する掌枝の皮枝とを出し手掌と手背の尺側(小指側)の皮膚に分布します。
手根部では尺骨神経管(guyon管)を通過した後、
短母指屈筋の深頭、母指内転筋、短掌筋、小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋、虫様筋、掌側骨間筋、背側骨間筋を支配します。

身体を動かすことが出来るのも、身体に何かが接触している事を認知する事も、痛みを感じるのも、緊張してドキドキしたり、ご飯の後に眠たくなったり穏やかな気分になったりするのも全て、神経系が働いているからこそです。
この神経系にフォーカスした徒手療法があります。
最新の疼痛科学、神経科学に基づいた徒手療法、DNMはあんのん徒手療法室で受ける事ができます。

あんのん徒手療法室は最新の疼痛科学に基づき開発された
DNM(デルモ・ニューロ・モジュレーティング)という徒手療法を中心に
痛みや痺れ、違和感改善のお手伝いをしています。

Dermo=皮膚、Neuro=神経系、Modulating=変化「皮膚に分布する皮神経から神経系を変化させるきっかけを与える」という意味があります。

DNMはカナダの理学療法士Diane Jacobs氏が開発した徒手療法です。
あんのん徒手療法室では京都では初のDNM JAPAN認定セラピストが施術しています。

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